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面白ネーミングで惹きつける「ゆるスポーツ」に学ぶPR

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PRコンサルタントの武井由美子です。

じつは、私、運動音痴であります。物心ついた頃からずっと痩せ型の体型のせいか、走るの早そうとか運動できそうとか言われますが、全然ダメ。運動はすご〜く苦手で体育の授業も大嫌いでした。でも、決して運動自体が嫌いなわけじゃないんです。人様の足を引っ張らなくて済む競技があれば、参加してみたいという密かな願望すらあります。

なので22日の日本テレビ「真相報道バンキシャ!」で密着取材されていた、「世界ゆるスポーツ協会」が生みだしたゆる〜いスポーツに、とってもシンパシーを感じてしまった。

 

面白ネーミングで惹きつける

この協会は、「スポーツ弱者を世界からなくす」という理念のもと、今年4月に「世界ゆるスポーツ協会」を立ち上げたばかりですが、サイトにはすでに15種目もあります。まだまだ増殖中らしい。

面白ネーミングと単純なルール。運動神経に関係なく、大人も子供も、運動音痴もアスリートも、健常者も障がい者も分け隔てなく、笑いながら一緒に楽しめるのがステキです。

たとえば、手にハンドソープをつけてからプレイする「ハンドソープボール」。ハンドソープまみれの手では、当然、ボールを上手く受け止められない。ボールを落とすたびに、ハンドソープが手に追加されるというペナルティがかかり、試合が進めば進むほどツルツルになりボールを落としまくる。

また「ベビーバスケット」は、世界一ゆるいバスケットボール。赤ちゃんのように優しく扱わないと大声で泣き出してしまう特殊なボールを使ったバスケ。もちろんドリブルはNG。優しくそっとパスしてキャッチ。プレイヤーの母性が試されるかも。

きわめつけは「イモムシラグビー」。これは下半身の動きが制限される専用のイモムシウェアを装着し、上半身というか両腕を使って、ほふく前進か転がって前に進みトライ。これはちょっとだけキツそうだった。

他にも、100cm(1m)をいかに遅く走るかを競う「100cm走」、ブラインドサッカーをゆるくしたような「ゾンビサッカー」、手錠に自由を奪われるという新感覚を味わいながらプレイする「手錠バレー」などなど。日々あたらしい競技が生み出されているらしい。

こんなスポーツなら私でも気後れせずにできそうだし、メチャメチャ楽しそう。運動苦手の私をその気にさせるなんて、なかなかのもの、とエラそうにスミマセン(笑)

 

伝えたい想いがあるから共感される

それにしても、話題作りも見せ方もなんて上手いんだろうと思ったら、それもそのはず、世界ゆるスポーツ協会代表の澤田智洋さんは、電通のコピーライター/プロデューサーとして活躍されている方でした。

2020年に向けて気運が高まっている今だからこそ、「新しいスポーツ」を創れないだろうか。僕みたいに運動が苦手な人も、お年寄りも、障がいを持っている人も、みんなが楽しめるスポーツを創る。結果、国が掲げているスポーツ実施率65%を達成する。しかも、広告のやり方で。僕らにしかできない、変化の興し方がきっとある。(宣伝会議 AdverTimesより)

時事問題、トレンド、社会貢献、ネーミングなど、メディアに刺さるポイントをキッチリと抑えているのはさすが。発信力も半端ない。調べたらすでに「バンキシャ」以外にも数多くのメディアで紹介されているんですね。

でも、単に面白いだけではないんです。「バンキシャ」では、視覚障害を持つ2歳の息子さんのパパでもある澤田さんの「障がいを持つ人にも、より多くのスポーツを楽しんでほしい」という、ゆるスポーツを考えたキッカケや想いもしっかりと紹介していました。

なぜ自分がそれをやるのか。相手にどうなってもらいたいのか。障がい者の子どもを持ち、運動が苦手な彼だからこそ、伝えたい想いやストーリーがある。それがメディアにも視聴者にも伝わるから共感されるのだと思います。

 

スポーツ弱者の心を鷲掴み

たぶん、番組を観ていた運動苦手な人たちは「これなら私でもできる」、「これなら誰にも迷惑かけない」、「これならぜひやってみたい」思ったのでは。私も、スポーツに参加したくても自信がなくてできなかった人たちの気持ちや、「こんなことがしてみたかった」という隠れた願望をちゃんと分かってくれているなぁと感じました。

スポーツ弱者代表の私なんて、すっかりハートを掴まれて、さっそく検索してしまった(笑)実は面白いなーと思って、放送中にすぐに検索したんですが、そう思った人が多かったようで、すでにサーバーがダウンしていました。こうなることは予想できたはずなので「もったいないなぁ」と思ったけど、予想以上の反響で対応できなかったのかも。しっかりと対象者に届いたということですね。素晴らしい!

まだまだ進化途中の「ゆるスポーツ」が、これからどんなふうに人々を巻き込んで世の中に浸透していくのか、今からとても楽しみ。近いうちに私も「ゆるスポーツ」体験してみたいなーと思います。そのときは、どなたかぜひご一緒くださいませ(*^_^*)


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