やりたいことvsできること、メディアの注目度が高いのはどっち?

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こんにちは。
PRコンサルタントの武井由美子です。

昨日のコンサルのときに、以前からやりたいと言っていたワークショップの
プレスリリースを書いてきてくれたAさん。
人のために役に立ちたいという思いが強く、誠実で信頼できる女性です。

一生懸命書いたプレスリリースは、セミナーで伝えた要素がしっかり入れてあり、
それなりに良くまとまっていたけれど、メディアには多分スルーされてしまうと思います。

なぜなら、Aさんが考えたターゲットや切り口だと競合も多く目新しさもないので
メディアがこれを取り上げなきゃいけない理由を見つけられないから。

これってメディアだけじゃなく、お客様もAさんを選ぶ理由を見つけにくいってことです。

同じ技術を持つ人は少ないそうですが、素人目には違いがよく分からないし、
正直、「これAさんじゃなくてもいいんじゃないの?」と思ってしまう。
とはいえ、今のAさんがやりたいことならば、できればそれを尊重したい。

 

やりたいことvsできること

そこで、なんでこれをやりたいのかとか、今までやってきたこととか、
どんな実績があるのかといった質問をしてみました。

その結果、わかったことは、
やりたいことは、実績がなくて競合が多い。
できることは、実績が数千件あって競合が少ない。
やりたいことは、競合との差別化が難しい。
できることは、専門家としての立ち位置が取りやすい。

メディアの注目度は「できること」のほうが大きく、ネタも作りやすく、エッジも効いている。
なによりも、メディアとお客様のニーズが高いのはこっち!
ターゲットど真ん中の私が興味をそそられるので間違いないです(笑)

しかも、できることからやりたいことへお客様をつなげられる!となれば言うことなし。
だったら「できること」をもっとアピールしていった方がいいですよね。

そのためには、
→開店休業状態のブログで専門家としてアピールする
→タイトルにしっかりとキーワードを入れて、SEOを意識した記事を書く
→ターゲットの問題を解決するメール講座を作る
→公的機関などと連携してセミナーやワークショップを開催する
→プレスリリースをする
ちょっと思いついただけでも、やることはいっぱいあるので、
ガンガン攻めていって欲しいですね〜。

 

ブレないから原点に戻れる

Aさんが「やりたいこと」にこだわってしまった理由は、
「できること」は、長年やってきてもうお腹いっぱいだったし、
「やりたいこと」につながるとは、私に言われるまで気がつかなかったから。

Aさんが「結局原点に戻るんですね〜」と言っていたけれど、
原点に戻ってこれたのは、Aさんのやってきたことがブレていなかったから。
これって結構スゴイことだと思います。

第三者目線で見れば、Aさんがやっていることは全てがつながっているので
「できること」を入り口にすれば流れもスムーズだなと気づくんですが、
悲しいかな、私もそうだけど、他人のことはよく見えるのに自分自身のことは
見えないものなんですよねー(汗)

そこそこのニーズはあるけど競合だらけ。差別化もあまりできない。
もしも、あなたが「やりたいこと」がそんな状況だったとしたら、
多少遠回りになっても、自分ができることの中でニーズが高いものを入り口にして
やりたいことにつなげていく、そんな柔軟さも必要なんじゃないでしょうか。


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著者はこんな人

(株)らしゅえっと マーケティング戦略室 マネージャー
RINDA foundation 事務局長
PRコンサルタント

“良い商品・サービスなのに認知度が低い、ニーズがあるはずなのに売れていない、メディア実績があるのに売上に繋がらない”という悩みを抱える小さな会社のためのPRコンサルタント。