小さな会社のPRのヒント

内閣官房から”待った”がかかった焼肉屋さんのPRとは?

Pocket

085af2849fab49da521dea54bafc189a_s

PRコンサルタントの武井由美子です。

今週の気になった話題をひとつ。
先日、関西の焼肉屋さんが始めた、お客様のマイナンバーの中に「1129(いいにく)」とか「2929(にくにく)」とか「4129(よいにく)」などの4桁があったら肉の無料サービスするキャンペーン。

マイナンバーをそんなふうに使って大丈夫なのかなと、チラリと思ったものの、日経MJにも掲載されていたし、ネットでもそこそこ話題になっていたので、むしろ旬ネタを使った上手いPRだな〜と思っていた。

が!今日になって「番号流出の恐れがある」として、内閣官房から自粛してほしい」と伝えられたとニュースになっていた。あら、やっぱり・・・。

店が事前に内閣官房に問い合わせたときは、「いいとも悪いとも言えない」という回答だったそう。グレーな状態でサービスを始めちゃったんですね(^_^;)

マイナンバーについては想定外のことが多くて、政府もしっかり対応できてないんだろうなー。おかげで、ローカルな焼肉屋さんがいきなり全国区のニュースに登場するという事態に・・・。

 

なんだかんだでPRになっている

結局キャンペーンは中止になり、ホームページやチラシの制作代で30万円ほど無駄になったらしいけど、この店、全然損はしてない。

テレビのニュースを見る限りではネガティブな印象にならなかったし、店主のインタビューをはじめ、店名、商品までしっかりと紹介されていたので、むしろPRとしては成功していると思うな。

ちなみにこちらは、当事者の焼肉屋さん「萬野屋」のキャンペーン中止のプレスリリースの抜粋。

マイナンバー認知の活動として、マイナンバーが届くのを楽しみにしてもらいたいという事と、お客様に喜んでいただくことを考え、プレスリリースを出す前に内閣官房の問い合わせ窓口に相談した上で、問題無いものと判断し、プレスリリースとして正式に発表したイベントでした。

〜中略〜

11月9日に内閣官房社会保障改革担当室から連絡が入り、このイベントは、通知カードを持参し、マイナンバーの4桁の数字を確認するもので、法令に違反するおそれがあることから、自粛してほしい、との強い要請を受けました。

その要請を受けて、社内で検討を重ねた結果、残念ですが今回の企画は、自粛して取りやめることになりました。

地方の焼肉屋さんが全国のマスコミに紹介されるなんて、普通はありえない。せっかくなので、今回の騒動を逆手にとってPRに利用すればいい。きっと今後は「マイナンバーくじの焼肉屋さん」で覚えてもらえると思う。

おかげで、旬ネタを使うとこんなことも起こりうると勉強になったかも。今回は結果オーライだと思うけど、こういう旬ネタを使うときは注意が必要ですね!


[adrotate banner=”5″]

[adrotate banner=”6″]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

7日間無料メール講座

7日間でプレスリリースの基本をマスター!

☑ PRの基本的な考え方
☑ PRに大切な5つのステップ
☑ メディアの選び方
☑ プレスリリースの書き方
【特典】特製プレスリリーステンプレート進呈


小さな会社のプレスリリース入門講座

 

最近の記事

ページ上部へ戻る