小さな会社のPRのヒント

ネガティブイメージの街を住みたい街に変えるPRの力

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PRコンサルタントの武井由美子です。

先週は足立区創業支援課から依頼を受けて、北千住にある東京電機大学創業支援施設「かけはし」で起業家向け「プレスリリース入門講座」に登壇しました。

行ってみたら式次第が用意されており、足立区創業支援課長と東京電機大学名誉教授のご挨拶から始まったのには、かなり恐縮してしまったけれど、そんなセミナーに呼んでくれたなんてとっても有り難いことですね。橋渡ししてくださった中小企業診断士の酒井勇貴先生に感謝です。

 

ネガティブイメージから住みたい街へ

今回セミナーを行った「かけはし」は、足立区と東京電機大学の産官学連携の創業支援施設で、旧足立区立第十六中学校をリノベーションした施設。外観からは想像できないほど、スタイリッシュで快適なインキュベーションオフィスでした。

北区にはこんな洒落た施設はないから、かなり羨ましい〜。ちなみに足立区に貢献できることが必須条件だが、入居審査にパスすれば足立区在住じゃなくても利用できるようですよ。

じつは足立区は「創業するなら足立区で!」をキャッチフレーズに、産業支援拠点施設「あだち産業センター」、3つの「創業支援施設」、「独立・起業セミナー」を中心に、創業支援の取り組みをすすめている起業家に手厚い区なのです。

とはいえ、少し前まで足立区と言えば「犯罪が多くて治安が悪い」というイケてないイメージだったので「創業するなら足立区で!」と言われても、そんな気持ちにならなかったんですよね。それがいまや区の中心にある「北千住」は住みたい街ランキング上位に入るほどイメージが改善。なんかビックリです。

もともと交通の便が良く丸井やルミネなどの商業施設も充実していて便利だったけれど、2012年に東京電機大学が移転してきてからというもの、北千住周辺の変化には目を見張るものがあります。

なにしろ学生の人口が一気に5千人も増えたんですから。若い人たちが増えれば、そりゃあ雰囲気も一変しますって。私も、今だったら足立区で起業したかもしれないですねー。

 

プロモーションの原則を守って情報発信

ネガティブなイメージが強かった足立区がここまで変わったのは、区の主導で区内に埋もれていた魅力を掘り起こして、世の中に広く発信し始めたからに他なりません。

それまでは、日本一おいしい給食を目指す「おいしい給食」事業や、数多く点在する銭湯を舞台にした音楽イベント「風呂フェッショナルなコンサート」といった魅力的な取り組みがあっても、上手く発信できないまま、せっかくの情報が埋もれてしまっていたんですね。

そこで足立区は、民間からベテランの広告クリエイターを登用。イメージアップを図るために「シティプロモーション課」を作り、埋もれていた魅力的な情報を整理して、磨き上げて発信する「磨くプロモーション」を推進したんだとか。

以前はマスコミに取材されるといえば、犯罪率などネガティブな話題ばかりだったのが、キャッチコピーをひねり、ホームページの見せ方やプレスリリースにも工夫を凝らしたことで、マスコミの目にも止まりやすくなり、イメージが大幅に改善していったそう。

イメージアップは新たなる大学や企業の誘致にも威力を発揮します。20年春には文教大学も足立区に移転してくるそうですよ。

伝えたい情報を伝えたい人に、最も伝わる形で届けること。それがプロモーションの原則でもあります。足立区は、この原則を守って情報を丁寧にブラッシュアップして発信し続けているからこそ、区に愛着と誇りを持つ区民が増えて、どんどん住み良い街に変わり続けているんでしょうね。

ひたすら情報を磨き地道に発信を続けること。それは小さな会社でも個人事業主でもできることです。良いものなのに認知度が上がらないと悩んでいるなら、ぜひ足立区のプロモーション事例を参考にしてほしいと思います。


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