確実にプレスリリースを届けたいなら「記者クラブ」がオススメ!

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こんにちは!
PRコンサルタントの武井由美子です。

先日、小さな窯元の記者発表の事例をご紹介しましたが、「記者クラブで記者発表(プレスリリース)してみたい!」という方が多かったので、今回は記者クラブでのプレスリリース方法についてお話します。

ほとんどの方は「記者クラブ」と言われてもピンとこないと思いますが、よくドラマで「警視庁記者クラブからお伝えしました」なんてシーンがありますよね。

様々な事件がすばやく報道されるのは、警察の記者クラブに記者が常駐していて、警察に何か大きな動きがあれば、すぐに取材をして記事にできるから。

記者クラブは、警察に限らず官庁、都道府県庁、商工会議所などにあって、基本的にそこにマスコミ各社(新聞社やテレビ局など)の記者が常駐しています。そこで取材活動をしたり、記事を書いたり、記事のネタが来るのを待っているんですね。

ちなみに、たいていのクラブは狭い部屋にソファセットを置き、壁沿いにずらりとマスコミ各社のが机を並べているという作り。

でも、「一般の人は中に入れてくれないでしょ?」と思われがちですが、あらかじめ連絡すれば大丈夫。記者クラブに行くと投函ボックスがあって、各社に一斉にプレスリリースを配布できるし、机で記事を書いていたり、ソファで雑誌を読んでいる記者に声を掛けて説明することもできます。

 

記者クラブへのアプローチ方法は?

初心者は、まずは記者クラブに電話して「プレスリリースを配布したい」と伝えることから始めましょう。

でも、なんでも受け付けてくれるわけじゃなくて、記者クラブに配布を申し込むと、幹事の記者さんが内容を聞いて配布OKかNGかを言ってくれるので、そのクラブの管轄外とか価値なしと判断された場合は配布できません。

記者クラブには複数のマスメディアの記者が常駐しているので、配布の際に、あらかじめ必要部数を確認して記者全員分のプレスリリースを準備。

プレスリリース以外に、その発表と関係あるチラシやカタログなどがあれば、参考資料として同時に配布することができます。記事を書くのに役立つものがあれば、同封しておくこと。

これは「プレスキット」といって、ひとつひとつ自社封筒に入れて持っていくのが基本。そうしないと、記者クラブでは一日にたくさんのプレスリリースが配布されるので、どれがどの会社のプレスリリースか、参考資料がどれなのか分からなくなってしまいます。

記者の方も整理しやすくなるので、自社の封筒(なるべく目立つほうがよい)に入れてプレスリリースを配布してください。ただし、封筒に入っていると確認するのが面倒と言われる場合もあるので、事前に確認してくださいね。

記者クラブによっては受付でプレスキットを一括で受け取り、記者と接触できない場合もあるようですが、何度も通って受付の方と仲良くなれば色々情報を教えてくれたりするので、あきらめちゃだめですよ。

記者クラブは閉鎖的な雰囲気があるので、最初はかなり緊張しますが、きちんと準備して臨めば大丈夫。記者の方も手が空いていれば、きちんと話を聞いてくれますよ。ただし、忙しい人たちなのでダラダラ話すのはNG。簡潔に説明できるように練習しておきましょう!

 

どの記者クラブに行けばいいの?

ひとくちに記者クラブといっても行政から民間まで種類は様々。東京だけでも50以上の記者クラブがあるし、県庁をはじめとする地方自治体にも県政記者クラブや市政記者クラブがあるので、全国では数百の記者クラブがあります。

いったいどこの記者クラブに行けばいいの?と悩むところですが、小さな会社や個人事業主なら、まずは都道府県庁にある県政記者クラブや、市役所にある市政記者クラブなどをあたるといいでしょう。

ちなみに、現在ではメディアに引っ張りだこの筆跡仕事人の芳田マサヒロさんも、東京都庁記者クラブでのプレスリリース投げ込みから始めました。これが東京MXテレビの取材につながったんです。

参考までに都庁記者クラブへのプレスリリース投げ込み手順はこんな感じ。
 ①都庁03-5321-1111(代表)に電話する
 ②記者クラブの幹事社に取り次いでもらう
 ③幹事社の担当記者が出たらプレスリリースしたい旨を告げる
 ④必要部数を確認する(20部+3部でトータル23部準備)
 ⑤エレベーター前で入館手続きをして都庁の本館6階へ
 ⑥記者クラブは2か所に分かれているので、それぞれ「13部」と「7部」投げ込む
 ⑦残り3部は記者クラブの向かいにある都庁の報道室に渡す
以上で投げ込みは完了です。

他にも小さな会社や個人事業主にオススメの都内の記者クラブをいくつかご紹介しますので、自分の業種やネタに合った記者クラブにアプローチしてくださいね。

 

不動産・旅行関係なら
国土交通省記者クラブ
不動産ならここの記者クラブが担当。また、観光庁が国交省所管のため、観光、旅行関係もカバー。

携帯電話・アプリ関係なら
総務省記者クラブ
大手メディアを中心に、政治部、経済部の記者が常駐している記者クラブ。経済部の記者は、テレビ、電話、通信、インターネットなどを担当。

繊維・化粧品・アパレル・日用品関係なら
重工業研究会(重工クラブ)
名称に反して、鉄鋼会社から繊維、アパレル、化粧品まで幅広くカバー。専門メディアも加盟している。

流通・スーパー・百貨店・食料・貿易関係なら
東京商工会議所記者クラブ(東商クラブ)
「なんでもクラブ」と呼ばれるほど幅広い分野をカバー。ただし、記者発表できるのは東京商工会議所に加盟する会社に限られる

 

他にもこんな記者クラブがあります。
記者クラブ一覧

セミナーでも「プレスリリースは手渡しが効果的ですよ」とお伝えしていますが、小さな会社の方や個人事業主が何社もメディアを訪問するのは現実的ではないですよね。

記者クラブなら新聞・テレビ各社の記者がいるため、何ヶ所も回る必要はないですし、直にプレスリリースを渡せるチャンスもあるので、ぜひ足を運んでみることをオススメします!


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著者はこんな人

(株)らしゅえっと マーケティング戦略室 マネージャー
RINDA foundation 事務局長
PRコンサルタント

“良い商品・サービスなのに認知度が低い、ニーズがあるはずなのに売れていない、メディア実績があるのに売上に繋がらない”という悩みを抱える小さな会社のためのPRコンサルタント。